ラサール石井☆青春挑戦から現在

石井1
ORICON NEWSより引用

1,原点:家庭環境と学生時代が育んだコメディへの情熱

ラサール石井さんは、大阪市住吉区帝塚山(てづかやま)で育ちました。家庭でお笑い番組をよく視聴する環境の中、幼い頃からコメディアンに強い憧れを抱いていました。特に、三木のり平や大村崑(おおむら こん)の番組に影響を受けましたが、中学時代に自分よりも面白い同級生に出会い、コメディアンとしての道に自信を失います。その結果、放送作家を目指すことを決意し、この転機には放送作家の青島幸男(あおしま ゆきお)の影響が大きくありました。

1960年代から1970年代にかけて、ラサール石井さんは関西の「入江塾」で受験勉強をし、その後、鹿児島市の私立ラ・サール高等学校に進学しました。しかし、東京大学の受験には失敗し、浪人生活で遊びの誘惑に勝てないと判断したため、早稲田大学第一文学部に進学することを決めました。大学ではミュージカル研究会に参加し、ここで放送作家としてのキャリアをスタートさせる契機を得ました。大学1年生の時、テレビ朝日の『チビラサンデー』でコント制作を手掛けるチャンスを掴み、これが後の成功の基礎となりました。この経験は、ラサール石井さんのキャリアにおいて重要な役割を果たし、彼の多才な能力が広く認識されるようになりました。

2,キャリアと日本エンターテインメント界への貢献

ラサール石井は、キャリアの初期1997年「太陽にほえろ!」で俳優としてデビューしました。トリオとしての「コント赤信号」発足は、1980年には「花王名人劇場」でテレビデビューを果たし、このプラットフォームを通じて広く知られるようになりました。1980年代は彼のキャリアにとって特に活躍の多い時期で、トリオとしての活動も行っていましたが、その後はソロでの活動が主流となりました。

1981年には「オレたちひょうきん族」のレギュラーメンバーとして起用され、彼の知名度は一層高まりました。1990年代に入ると、ラサール石井は「平成教育委員会」や「マジカル頭脳パワー」、「目撃!ドキュン」など多数のバラエティ番組に出演し、その多才な面を見せつけました。俳優としても彼の才能は光り、「3年B組金八先生」、「半沢直樹」、「あさが来た」など、多くの人気ドラマに出演して視聴者を魅了し続けています。これらのドラマでの演技は、彼の多面的な表現力を示すものであり、俳優としての地位を不動のものとしています。ラサール石井のこれまでの経歴は、彼が日本のエンターテインメント業界において重要な役割を果たしてきたことを証明しています。

1980年、ラサール石井さんはコメディトリオ「コント赤信号」として活動していました。このトリオは渡辺正行(わたなべまさゆき)さん、ラサール石井さん、小宮孝泰(こみや たかやす)さんで構成されており、テレビや舞台で多くの作品を発表しました。特に「花王名人劇場」でのテレビデビューは彼らにとって大きな転機となり、広く知られるきっかけとなりました。トリオとしての活動は、ラサール石井さんのキャリアにおいて重要な時期であり、その後のソロ活動にも大きな影響を与えました。

コント赤信号は正式に解散していませんが、メンバーのソロ活動が増えたことでトリオとしての活動は次第に減少していきました。特に1990年代以降、それぞれが俳優、司会者、タレントとして個々のキャリアを追求するようになりました。コント赤信号としての活動は主に1980年代に集中しており、その後は少なくなりましたが、解散という形を取らず、現在でも時折再結成してイベントなどに出演することがあります。

アリス

2009年1月1日放送の『初詣!爆笑ヒットパレード』にて、ラサール石井さんは約20年ぶりにトリオのメンバーと共にコントを披露しました。さらに、2013年1月10日には『笑点』の演芸コーナーにも出演し、再び3人揃ってのコントを披露しました。これらの再会は、多くのファンにとって懐かしく、喜ばしいサプライズが、お茶の間で注目を集めました。

3,『こち亀』声優のオファー

ラサール石井さんは、1996年から2008年までフジテレビで放送されたアニメ『こちら葛飾区亀有公園前派出所』で、主人公の両津勘吉役を担当していました。この役は彼のコミカルな演技とぴったり合い、多くのファンに愛されました。また、彼は他にも両津亀吉や両津実直などのキャラクターも演じています。『こち亀』の声優として起用された理由は、その卓越したコメディセンスと幅広い演技力にあります。制作陣は、彼のユーモアと個性的な声が両津勘吉というキャラクターに最適だと考え、オファーを出しました。石井さんの演技は期待を超えるもので、両津勘吉のキャラクターを一層魅力的にしました。

このオファーを受けたラサール石井さんは、声優としてもその才能を発揮し、アニメファンの間での知名度と評価をさらに高めました。また、彼の演技により『こち亀』は長期間にわたり人気を維持することができました。

THE MOVIE2 UFO襲来! トルネード大作戦!!

2003年12月20日に公開されました。このアニメ映画では、ラサール石井さんと小宮孝泰さんがレギュラー出演しており、渡辺正行さんがゲスト出演しました。この映画で、3人のコメディトリオ「コント赤信号」が声優として久しぶりに共演しました。『こちら葛飾区亀有公園前派出所』は、長年愛され続ける人気アニメシリーズです。ラサール石井さんと小宮孝泰さんのコミカルな演技は視聴者に親しまれてきました。渡辺正行さんのゲスト出演は、彼らの深い絆と共に活動してきた歴史に基づくものです。この3人が再び集まることで映画に一層の魅力が加わり、視聴者にとっても懐かしい再会となりました。

4,ラサール石井の現在

ラサール石井さん(1955年10月19日生まれ)は、2024年現在68歳です。多方面で活躍を続けており、彼の活動はコメディアン、俳優、声優、テレビ司会者として多岐にわたります。2020年4月から日刊ゲンダイで週1回「ラサール石井 東憤西笑とうふんさいしょう」というコラムを担当しています。

アリス

彼の独特な視点とユーモアを交え、時事問題じじもんだいや社会現象、日常生活に関するさまざまなトピックを取り上げています。石井さんの鋭い洞察と豊かな表現力が光る内容で、多くの読者に支持されていますですわ☆

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♪~不思議の国からあなた達の世界をこっそり覗いていましたわ☆ わくわくの探究心で思わず外に飛び出してきちゃた☆ イタズラ好きのおっちょこちょいのアリスです☆ 特技は、執事達を困らせることと、イタズラ!w☆あとは剣技と魔法かな?☆