イースシリーズ 時系列順ストーリーガイド(Ⅰ〜Ⅹ)

イース
日本ファルコム公式より引用

イースⅠ(Ys I: Ancient Ys Vanished)

アドル・クリスティン17歳|舞台:エステリア

『イースI』の初期の発売日は 1987年6月21日 で、これはPC-8801mkIISR版のリリース日。

嵐に巻き込まれたアドルが漂着した地で、古代王国イースの謎に迫る冒険が始まる。女神の伝説、魔の塔、そして運命の出会いが彼を待つ。

「今は、RPGは優しさの時代へ」をキャッチコピーにて1987年に発売。

後に他機種からも多くのリメイク版が発売されました。

イースⅡ(Ys II: Ancient Ys Vanished – The Final Chapter)

アドル17歳|舞台:古代王国イース

『イースII』の初期発売日は 1988年4月22日 で、対応機種は PC-8801mkIISR以降。

前作の続編。空に浮かぶ古代王国で、女神たちと再会し、邪教との最終決戦へ。アドルの勇気が世界を救う鍵となる。

前作と合わせてイース1の多数の伏線が回収され登場人物も引き続き登場。

イース1をプレイしてるとさらに感動が深まります。

イースⅩ -NORDICS-

アドル17歳|舞台:オベリア湾周辺(北欧風の地)

『イースX -NORDICS-』(イース10)の初期発売日は 2023年9月28日 です。

対応機種は以下の通り:

• Nintendo Switch

• PlayStation 4

• PlayStation 5

この作品は、シリーズ35周年を記念して制作された意欲作で、従来の3人パーティ制から一新された「クロスアクション」システムが特徴です。舞台は海に囲まれた北方の地「オベリア湾」、アドルとカージャの2人による冒険が描かれます。

北の海を舞台に、マナと呪いにまつわる謎を解き明かす。相棒との絆が物語の中心にあり、アドルの冒険者としての成長が描かれる。

セルセタへ向かう北の海オベリア湾で海洋民族(ノーマンとの出会い)船の帆船冒険がはじまる。[イース10-Proud NORDLCS]が発売。

イースセルセタの樹海 Ys: Memories of Celceta

アドル18歳|舞台:セルセタ地方

『イースIV』は少し特殊な作品で、日本ファルコムが原案を提供し、他社が開発した複数のバージョンが存在します。そのため「初期発売」と言っても、複数の初期版が並行して登場しました。

🎮 主な初期版と発売日

イースIV MASK OF THE SUN、スーパーファミコン、1993年11月19日トンキンハウス

イースIV The Dawn of Ys、PCエンジン、1993年12月22日、ハドソン

どちらもファルコムの原案をもとに開発されましたがストーリー展開や演出が大きく異なり、ファンの間でも好みが分かれる作品です。

その後、ファルコム自身が開発したリメイク版『イース セルセタの樹海』(PS Vita)が2012年に登場し、ようやく「ファルコム製イースIV」が実現しました。

記憶を失ったアドルが、深い森に隠された古代文明の秘密を探る。仲間との絆と失われた過去が交錯する、ミステリアスな旅。

イース -フェルガナの誓い-(Ys: The Oath in Felghana)

アドル19歳|舞台:フェルガナ地方

『イースIII -ワンダラーズ・フロム・イース-』の初期発売日は 1989年11月30日 で、対応機種は PC-8801mkIISR、『イースIII』はシリーズ初の横スクロール型アクションRPGで、アドルとドギの故郷「フェルガナ地方」が舞台。従来の見下ろし型から大きく変化したことで、賛否両論ありつつも印象深い作品となりました。

親友ドギの故郷で起こる異変。邪神の復活を阻止するため、アドルは、ドギ兄妹の運命に寄り添いながら戦う。ドラマ性の高い物語。

イースV 失われし砂の都ケフィン

アドル20歳|舞台:サンドリア地方

『イースV 失われし砂の都ケフィン』の初期発売日は 1995年12月29日 です。

この作品はスーパーファミコン向けに日本ファルコムが開発・発売したアクションRPGで、「最後で最初のイース」というキャッチコピーで登場しました。シリーズ初のクォータービュー視点やジャンプ操作の導入など、意欲的なシステム変更が特徴です。

その後、難易度調整やバグ修正を加えた『イースVエキスパート』が1996年3月22日に発売され、さらに2006年にはPS2向けリメイク版『イースV -Lost Kefin, Kingdom of Sand-』も登場しました。

砂漠に眠る錬金術の遺産と禁忌の力。アドルは失われた都ケフィンの謎に挑み、文明の光と影を目撃する。

イースVIII -Lacrimosa of DANA-

アドル21歳|舞台:セイレン島(異世界的孤島)

『イースVIII -Lacrimosa of DANA-』の初期発売日は 2016年7月21日 です。

この日は PlayStation Vita版 が日本で発売された日であり、本作の最初のリリースとなります。

その後、以下のように他機種にも展開されました:

• PlayStation 4版:2017年に追加要素を加えて発売

• Nintendo Switch版:PS4版を基に移植され、衣装DLCなどを網羅

• PC版(Steam):英語版が2018年に配信開始

この作品は、無人島「セイレン島」を舞台に、冒険家アドルと青髪の少女ダーナの運命が交錯する物語が描かれています。シリーズの中でも特に評価が高く、PS4版は「PlayStation Awards 2017 ユーザーズチョイス賞」を受賞しています。

難破した島で出会う巫女ダーナとの魂の共鳴。時を超えた二人の物語が交差し、世界の運命を左右する壮大な叙事詩へ。

イースVI -ナピシュテムの匣-

アドル23歳|舞台:カナン諸島

『イースVI -ナピシュテムの匣-』の初期発売日は 2003年9月27日 です。

この日は Windows版(PC) が日本で発売された日であり、シリーズの本格的な3D化を果たした記念すべき作品です。

その後の展開は以下の通りです:

• PlayStation 2版:2005年3月10日発売(追加イベントやボイス対応)

• PlayStation Portable(PSP)版:2006年1月19日発売(携帯機向けに調整)

この作品では、アドルが流れ着いた孤島「カナン諸島」を舞台に、古代種や謎の一族との交流を通じて「ナピシュテムの匣」の秘密に迫ります。シリーズの転換点とも言える作品で、後の『イースVII』や『イースVIII』のシステムにも影響を与えました。

渦潮に囲まれた孤島で、翼を持つ民の遺産と世界の選択に直面。神話的なスケールで描かれる、アドルの成熟した冒険。

イースSEVEN

アドル24歳|舞台:アルタゴ地方

『イースSEVEN』の初期発売日は 2009年9月17日 です。

この日は日本国内で PlayStation Portable(PSP)版 が発売された日であり、シリーズ初のフル3DアクションRPGとして大きな転換点となりました。

特徴的なポイント:

• パーティ制導入:アドル以外の仲間キャラを操作できるようになり、属性や武器タイプによる戦略性が増しました

• リアルタイムバトル:従来のシンプルなアクションから、よりダイナミックな戦闘へと進化

• 舞台はアルタゴ地方:五大竜の伝承が残る地で、アドルが古代の謎に迫ります

その後、以下の展開もありました:

• PC版(中国語):2012年に中国市場向けにリリース

• 英語版(PSP):2010年に北米で発売(XSEED Gamesによるローカライズ)

『イースSEVEN』は、後の『VIII』や『IX』のシステムの礎となった重要作です。シリーズの進化を感じたい方には、ぜひ触れてほしい一本ですね。

五大竜の伝説と古代の理(ことわり)に挑む。アドルは仲間たちと共に、世界のバランスを揺るがす陰謀に立ち向かう。

イースIX -Monstrum NOX-

アドル25歳|舞台:監獄都市バル『イースIX -Monstrum NOX-』の初期発売日は 2019年9月26日 です。

この日は日本国内で PlayStation 4版 が発売された日であり、本作の最初のリリースとなります。

主な展開と特徴:

• 舞台:監獄都市「バルドゥーク」

• 主人公:怪人(モンストルム)として異能を得たアドル

• システム:前作『イースVIII』のアクションを継承しつつ、壁を登る・空中を滑空するなどの「異能アクション」が追加

• 英語版(北米):2021年2月2日発売

• Nintendo Switch版・PC版(Steam):2021年7月6日発売(日本語・英語対応)

閉鎖的な都市を舞台にしたダークな雰囲気と、怪人たちとの絆を描く物語が特徴です。シリーズの中でも異色の設定ながら、アクション性と探索の自由度は健在です。

バルドゥークで、囚われの身となったアドルが、怪人たちと共に都市の闇を暴く。異能と謎が交錯する、シリーズ屈指のダークファンタジー。

アリス

まとめですわ。

  • 初期作(Ⅰ〜Ⅱ)は神話と伝説の探求、そして女神との邂逅というロマンが強く、まさに「優しさの時代」らしい幻想的な雰囲気。
  • 中期(Ⅲ〜Ⅴ)は人間ドラマと地域の問題に焦点が移り、親友との絆や故郷の異変など、よりパーソナルな物語が展開されます。
  • 後期(Ⅵ〜Ⅸ)は世界規模の神話と文明の選択、そしてアドル自身の存在意義に迫るような深みがあり、シリーズの成熟を感じます。
  • 『Ⅹ -NORDICS-』では再び17歳のアドルに戻り、原点回帰と新たな挑戦が融合していて、シリーズの円環構造のような美しさがあります。

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♪~不思議の国からあなた達の世界をこっそり覗いていましたわ☆ わくわくの探究心で思わず外に飛び出してきちゃた☆ イタズラ好きのおっちょこちょいのアリスです☆ 特技は、執事達を困らせることと、イタズラ!w☆あとは剣技と魔法かな?☆